恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
◇
「深雪先生。あの…」
部活帰りに先生を呼び止めてみる。
「どうしたの?白波瀬さん。」
先生は…料理がうまい。
わたしの中では1番目指したい人。
「先生は…パティシエとか…目指そうと思ったことはないんですか?」
「ないよ。白波瀬さん。目指してるの?」
少しの間があって深雪先生は答える。
「いや…今…迷ってて…ある有名なパティシエの方に週2、3回教えてもらってるんですけど…将来のこともちょっと考えてて…」
相談してみたかった。
深雪先生に…
こんなに料理うまくて好きな先生がなんで教師になったのかって…
料理を仕事にしようとは一度も思わなかったのかって…
「そっか…がんばってんだね。白波瀬さん。
わたしはね。大学の時にレストランのバイトしてたことがあって…それだけかな?調理系の仕事は。白波瀬さんみたいにプロ意識持って料理がんばってたわけじゃないから…」
「深雪先生。あの…」
部活帰りに先生を呼び止めてみる。
「どうしたの?白波瀬さん。」
先生は…料理がうまい。
わたしの中では1番目指したい人。
「先生は…パティシエとか…目指そうと思ったことはないんですか?」
「ないよ。白波瀬さん。目指してるの?」
少しの間があって深雪先生は答える。
「いや…今…迷ってて…ある有名なパティシエの方に週2、3回教えてもらってるんですけど…将来のこともちょっと考えてて…」
相談してみたかった。
深雪先生に…
こんなに料理うまくて好きな先生がなんで教師になったのかって…
料理を仕事にしようとは一度も思わなかったのかって…
「そっか…がんばってんだね。白波瀬さん。
わたしはね。大学の時にレストランのバイトしてたことがあって…それだけかな?調理系の仕事は。白波瀬さんみたいにプロ意識持って料理がんばってたわけじゃないから…」