本当にこんな私でいいですか?
「あーそれわかります!

私もユニクロとかお世話になってるくせに、たまに古着系のとか昔買ってました」


『時代の流れの速さを感じて疲れてんのかな?』

「ハハハ、少なくとも私はそうかもしれません」

ストラップを制作したことで少し気持ちがほぐれてきて、なんとか会話になってきた。

『疲れたでしょう、少し早いけど夜ご飯食べる?
それとも軽食にする?』

まだ17時、さすがにちょっと早い。

「ごめんなさい。
まだあまりお腹空いてなくて」

『じゃあ近くのカフェに行こっか』

川上さんは近くにあったド○ールコーヒーで席を取った。

『もう少し時間考えたらよかったな。俺もこの時間からじゃご飯は無理だ』

「すみません」

私はホットココア、川上さんは珈琲を頼みブレイクタイムだ。

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