伝わらなかったあの日の想い
 こうして始まった私たちの奇妙な同居生活。

 まさか、この先、ずっと賢吾と暮らすことになるなんて、この時は考えてもみなかった。



直接言えない私は、心の中だけで呟く。


賢吾、私を支えてくれて、ありがとう。

この日、世界一不幸だと思ってた私を、幸せにしてくれてありがとう。


 我が家の表札が、「紅林」から「葉山」に変わるのは、この日からわずか1年後のお話。


─── Fin. ───



最後までお読みいただき、ありがとうございます。
続編のリクエストをいただきましたので、現在、別作品として続編を連載中です。
いつも応援してくださるファン登録者の方に感謝の意を込めまして、ファン登録者限定で公開しております。
タイトルは改題して『幼馴染とひとつ屋根の下』です。
毎日20時更新予定です。
ぜひ最後までお楽しみくださいませ。
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