ヲタクDKとヤンキーJK

「桜丞、今年は伊東も褒めてくれるんじゃないか？」
と言うと桜丞は当たり前だろ？と言うと鼻歌を歌いながら部屋をでる。

リビングでは、夕飯の支度をしている母親の姿がある。
「あら、宿題終わったの？」
桜丞に気づいた母親が振り向いて言う。
「全部終わった。約束どおり、とー○かを返せ」
「はいはい、これね。」
母親は、テーブルに置いたとー○かのフィギュアを取りに行き、手を伸ばした時、

「うにゃ！」

と、飼い猫のルーズが飛び乗り、てぃ！と、とー○かのフィギュアを叩き落とす。

「あぁ！？とー○かぁぁぁ！！」
桜丞は、俊敏な動きでなんとか、キャッチし、床に激突するのをま逃れた。
「にゃ？」
ルーズは首を傾げると般若顔の桜丞に向かってにぱぁ、笑顔を向ける。
「くっ！ルーズの野郎。分かってんじゃねぇか‥そんな顔をすると許される事を‥だが俺は許さねぇ。今日のお前の飯は、減らすっ！」

「にゃっ！？」
「やる事ちっさいわね。」
桜丞は、フィギュアを持って部屋に戻る。