偽恋
PM11時

そろそろ終電がやばいなと思い、寝ていた真田さんを起こした。

「真田さん。私、終電やばいから帰りますね?」

真田さんはゆっくり目を開けた。

「あ、うん。駅まで送るよ」

そういうとダルそうに体を起こすと、鞄を持って歩き始めた。

駅近で飲んでて良かった。

真田さん地もこの近くって聞いてたし。

これなら真田さんも無事に帰れる。

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