大好きな旦那様と離婚に向けて頑張ってます?!【完】
「そういえば涼が今度一緒に集まらないかって誘ってきてね」
「涼が?へえ、最近全く集まってなかったしね」
「うん。そしたら、由弦が帆乃香がマタニティブルーらしくて、美咲や莉佳子とお茶でもして気分転換して欲しいから、出来れば誘ってやってくれって」
「え?そうなの?!」
思わず目を丸くする。そんな話、聞いたこともなかった。
「本人は美咲や莉佳子が働いていて忙しいから、迷惑は掛けたくないって言ってるそうだよ」
「全然迷惑じゃないのに……」
むしろ妊娠したという報告はされたけど、ポツポツとメッセージを送り合う位だ。意外と社会人生活が忙しくて、大学時代のように友人と会える時間の方が少ない。
「誘ってみるね。私も帆乃香と莉佳子には会いたいもん」
「うん。久しぶりに全員で揃いたいね」
有名ブランドのジュエリーショップに入り、ガラスケース内の商品を順に眺めていく。どれもキラキラしていて、目の保養になる。そうしていると、二十代後半辺りの女性の店員が話しかけてきた。
「今日はどういった商品をお探しですか?」
「指輪を探していてね。二人でお揃いのものを探しているんだ」
「ペアリングですね。ご結婚やご婚約用でしょうか?」
うーん、と悠真は少し考えてから、答えた。
「涼が?へえ、最近全く集まってなかったしね」
「うん。そしたら、由弦が帆乃香がマタニティブルーらしくて、美咲や莉佳子とお茶でもして気分転換して欲しいから、出来れば誘ってやってくれって」
「え?そうなの?!」
思わず目を丸くする。そんな話、聞いたこともなかった。
「本人は美咲や莉佳子が働いていて忙しいから、迷惑は掛けたくないって言ってるそうだよ」
「全然迷惑じゃないのに……」
むしろ妊娠したという報告はされたけど、ポツポツとメッセージを送り合う位だ。意外と社会人生活が忙しくて、大学時代のように友人と会える時間の方が少ない。
「誘ってみるね。私も帆乃香と莉佳子には会いたいもん」
「うん。久しぶりに全員で揃いたいね」
有名ブランドのジュエリーショップに入り、ガラスケース内の商品を順に眺めていく。どれもキラキラしていて、目の保養になる。そうしていると、二十代後半辺りの女性の店員が話しかけてきた。
「今日はどういった商品をお探しですか?」
「指輪を探していてね。二人でお揃いのものを探しているんだ」
「ペアリングですね。ご結婚やご婚約用でしょうか?」
うーん、と悠真は少し考えてから、答えた。