雲上の姫

｢それと...向こうに向かうのは私1人です。｣




｢は！？さっきの母さんの話聞いてたか？それだけは危険すぎるし、無茶だ｣




｢そうですよ！今度こそ何も出来ずに死んでしまう...｣




｢もう大切な人を失いたくないんです...！だからこの後１ヶ月間全てを私に教えてください！元より死ぬ予定だったんです。私は自分の命と引き換えに何としてでもあの国に輝きを取り戻します｣




｢そこまで言うなら...よし！ビシバシ鍛えますからね！｣



｢はい！｣