雲上の姫
「俺は行っていいんだよな?」



「え!?ハルが!?」



「俺は魔法の実力はかなりある方だ。足でまといにはならないようにする」



「足でまといになんて...でも私ハルを失ったら...」




「俺だってクレアを失うのはやだよ。だからお願い。俺を信じて。絶対に死なないって約束する」




「本当に?」




「うん」




「じゃあよろしくね、ハル」




ハルならディアーナのこともよくわかっている




だから死なないっていう言葉を信じてみようと思った




それにやっぱり1人は心細かったから少し嬉しい



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