雲上の姫
「お嬢ちゃん?」



「は、はい!」



だめだ。過去のことになるとすぐ自分の世界に入ってしまう...




「どうかした?」



「あの、あ、いや」




「何か事情がありそうだね。俺でよかったら聞くけど」



「...。実は...」



そしてなぜかこの人に記憶喪失であることから全部話してしまった




初めて会った人なのに...



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