雲上の姫
その次の日からハルのお母さん...先生の所に毎日通い詰めた



「うん。かなり上達したわね。特に剣術はこれなら女王様に太刀打ち出来るかもしれない」



初めてから5日目



ずっと怒られてばっかりだったけどやっとほめて貰えた



「明日は1度お休みにしましょう。明後日には...みんなに言うんだったわね...」



「はい」



「悔いが残らない道を選びなさい、クレア」



私の手を握りしめ、目線を合わせそう言ってくれた



「明日は自分のしたいことをして。もうこっちにいられるのもあと少しよ」




「はい、そうします!」



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