雲上の姫
私がレオを連れていきたかったのはあのお気に入りの丘の上



「まだ登るのか?」




「あとちょっと!」




「ちょっと目瞑って!」



「は?」



「いいから!」



しぶしぶレオが目をつぶった




そして私は1番景色がいいところまでレオの手を引いて連れていった


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