雲上の姫
「はい、開けていいよ」




「うわぁ...すげぇ...!」




「すごいでしょ?ここ私のお気に入りの場所なの」




「...よくこんな場所見つけたな」



「たまたま散歩してる時に見つけたの!また一緒に来ようね?」




「おう!この場所、教えてくれてありがとな」




そう言って笑ったレオの笑顔の眩しさにまた胸がキュンとする




あぁ私レオに恋してるんだ




なぜか素直にそう思った




でも...もうレオと一緒に過ごす時間は残されていない




あと少しで永遠のお別れ




悔いがないようにしないと...



< 131 / 197 >

この作品をシェア

pagetop