雲上の姫
「大丈夫か!?」




レオが駆け寄ってきてくれた




「大丈夫よ、レオは大丈夫?」



「大丈夫だ。しかしこの男たちなんで俺らに襲いかかってきたんだ」




うめき声が聞こえて男の方を見ると意識が戻ってきていた




「くっ...!レ...イラ...姫...を連れて...いか...なければ...!」




あぁあの人は私の存在に気づいていたのね




そして手下をこちらに送ったんだ




女王様―もうこんな呼び方したくないわ、叔母様は今出かけているはずなのに




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