雲上の姫
「それでどういうことか説明しろ」




それから自分のこと全部レオに話した




「そうだったのか...それでその女王を倒すためにクレアは教室に毎日通ってたんだな?」




「そう。物理的な攻撃も必要だったから」




「だったら最初から俺らも連れていくって言えばよかったじゃねぇか?」




「こっちの問題に巻き込みたくなかったんだもの」





「俺ら、家族だし友達だろ?言えばみんな喜んで着いてきたと思うぞ?」




「こっちの世界はほんとに大変なのよ。もし死んじゃったりしたら...!」




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