雲上の姫
「おい、レオ!クレア!」



へ?



小声で私たちに呼びかけていた看守はなんとハル



「どうしてここに!?」



「その辺にいたあいつの手下を眠らせて衣装を借りた」



さすが...



「ほら逃げるぞ!」



「鍵は?」



「女王の部屋にあったから取ってきた」



「は!?そんな簡単に!?」



「まぁ色々あって協力者がたくさんいるんだよ」



「へぇ」




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