雲上の姫
レオが何故からしくない涙を流す



「クレア...お願いだ!死なないでくれ...」



私はレオの手を握りしめて何も言わずに笑った



「お母様!本当にもうやめて!私は大丈夫だから!」



エレナの悲痛な叫び声が響き渡り続ける



バンッ



急にエレナの声が止んだと思った瞬間、何かの発砲音がした



心臓を抑えてゆっくり倒れる叔母様



そしてそこに駆け寄るエレナ



その手には銃が握られていた...



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