雲上の姫
早く助けないと!



とにかく必死でミアちゃんのところへいき男の人を突き飛ばした



そしてミアちゃんの手を引いて大通りまで走ろうとした



しかし衝撃を感じてその場に倒れ込む



「うっ」



「よくも邪魔してくれたな?お姉ちゃん。2人まとめて連れてってやるよ」




私を連れていこうと手を掴んできた




今だ、ミアちゃんだけでも逃がさなければ




「ミアちゃん、逃げて!はやく!」




一瞬ためらったが私の必死な顔を見て泣きながら走っていった




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