雲上の姫
ミラはさっきから顔が赤面して頭を上げない



「告らないの?」



「こ、告る!?そんなわけないでしょ!振られたらどうするのよ...」



「振られたら慰めてあげるわ!」



「そういう問題じゃないんだよ...」



恋って大変そう




まあ私には関係ないけど




「で、単刀直入に聞くね!クレアはレオのこと好き?」



「好きだよ!」



「え?」



「私に優しくしてくれるし、最近仲良くなってきたし、みんなと出会わせてくれたし...私はみんな大好きだよ!」



2人が顔を見合わせてため息をついた




「え、なになに?」




「そういう意味じゃなくて...男としてってことだよ!」



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