雲上の姫
その日のうちにまた戴冠式が行われた



叔母様が女王になることに疑問を感じる者はとても多く、戴冠式に集められても野次を飛ばす人や魔法をぶっ放す人は多かった



そんななか、叔母様...いや女王様と呼べと言われたんだった



女王様は国1番の魔法の実力者である私を縄で縛りあげたまま国民の前に晒した



昨日からずっと縛りあげられたままだった上に公開処刑みたいなことをされて私は涙を流してしまった



それを見た国民はより一層声を荒らげたが水の魔法と火の魔法は簡単に女王様が消し去った



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