雲上の姫
娘だなんて...どの口が言うもんだ



思わず睨みつけてしまった



気がついた時にはもう遅い



「私を睨むとは何事?もう思い知ったと思っていたけれどまだ足りないかしら...」



「ごめんなさい」



素直に謝るしかない...



「謝るとは少しは成長したのね。今回は許してあげるわ...ただ電気は止めるわ」



「なら...なら!あと1日だけ時間をください!お願いです」



「まあ...いいでしょう。それ以上は許しません」




「ありがとうございます」



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