雲上の姫
「さようなら、レイラ」



手下のいる前ではいい顔をして最後に私の耳元でそう言い残し、ニヤリと笑みを向けてきた女王様



悔しくて悔しくてたまらなかった



嵌められていると気づくべきところは今考えるとたくさんあったのに...



それから手下に連れて行かれ、地下牢に放り込まれた



誰もいない薄暗い地下牢...




これから私はどうなるのかしら...



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