雲上の姫
もうこうなってしまったら判決に従うしかない



殺されるかもしれない恐怖とこれからのこの国の未来に対する不安と誰もいない孤独感に涙も出なかった



こんな状況下なのに私は地下牢の冷たい床の上でいつの間にか寝てしまっていた



起きるともう朝のようだった



きっと今日私は判決を言い渡される...



そしてついにその時間が来てしまった



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