雲上の姫
しかし後ろには女王様の手下がいる



限界がきてしまった



「さようなら、レイラ」



私の耳元でそう囁いたあと杖の先から黒い膜のようなものが出てくる



それが私を覆う



中は何かの気体が充満している



「あぁぁぁぁぁぁ!」



あまりの苦しみに声を上げて悶えていた



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