お願いだからそばにいて

手術

余命3ヶ月。
私は体調が悪くなり、ついに入院になった。
「昨日倒れたって聞いたけど、大丈夫?!」
「愛梨…、大丈夫だよ…」
その時、奏がいたからすぐに先生を呼んでくれた。
そのおかげで助かった。
「奏くんは?」
「学校でなんか色々教えてもらいに行ったらしいよ。私も奏も勉強追いついてないし」
「そっか、奏くんも大変だね」
奏は私の隣にいるために学校を休んでいる。
いつの間にか高校3年生になっていた。
「あ、奏!」
私は奏が入ってきて、声をかけた。
「桜!篠崎も来てたんだ」
「昨日倒れたって聞いたから、心配で…」
「そうなんだ。まぁ、友達だからそうだよな」
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