お願いだからそばにいて
「俺は松倉奏。記憶にないと思うけど最近出来た恋人。で、こっちは篠崎愛梨。中学からの桜の友達。そしてこの人は相沢圭。…聞いたところでは桜の元カレ。俺らのことは呼び捨てで下の名前でいいからな」
「え、ちょっと?そんなの、桜は知ってるよね。ねぇ…!」
愛梨が私に聞く。
「ごめんなさい…。名前、覚えてなくて。つい最近のこととかは多分忘れてて」
「えっ」
「だから、言っただろ?」
そして元カレは圭。
でも…
「愛梨とは友達になったばっかだし、圭とも恋人になったばっかだよね、多分…」
「あ、てことは中1の記憶に戻ってるって事?」
圭は私に聞いた。
「私、中1じゃないんだ…」
私は少しびっくりしながらも奏に聞いた。
「それで、私はなんで記憶がないの?教えて?」
奏は衝撃の言葉を口にした。
「病気で、高2の夏、余命1年って告げられて、それから約7ヵ月。手術を受ける事になったんだよ。つまり、手術の副作用だよ」
「え、ちょっと?そんなの、桜は知ってるよね。ねぇ…!」
愛梨が私に聞く。
「ごめんなさい…。名前、覚えてなくて。つい最近のこととかは多分忘れてて」
「えっ」
「だから、言っただろ?」
そして元カレは圭。
でも…
「愛梨とは友達になったばっかだし、圭とも恋人になったばっかだよね、多分…」
「あ、てことは中1の記憶に戻ってるって事?」
圭は私に聞いた。
「私、中1じゃないんだ…」
私は少しびっくりしながらも奏に聞いた。
「それで、私はなんで記憶がないの?教えて?」
奏は衝撃の言葉を口にした。
「病気で、高2の夏、余命1年って告げられて、それから約7ヵ月。手術を受ける事になったんだよ。つまり、手術の副作用だよ」