エリート弁護士は独占愛を刻み込む
「メリークリスマス、葵。今夜は寝かさないから覚悟してね」
この切り替えの速さに頭がついていかない。
「え?」
ポカンとする私を置いて、彼はベッドを抜け出し、寝室を出ていく。
「今夜は寝かさないって……嘘でしょう!」
寝室でひとり青ざめる私。
「そんな朝までコースいらない」
求められるのは嬉しいけど、限度というものがある……って、ここで考えてたら、またメイクする時間がなくなっちゃう。
私もベッドを出てバスルームに向かうと、洗面所で恭吾さんが歯磨きをしていた。
シャワーを浴びたいけど、今彼がいる前で服を脱いで裸になるのは恥ずかしい。
恭吾さんの歯磨きが終わるのを待っていたら、鏡越しに彼と目が合った。
「シャワー浴びないの?」
恭吾さんが歯ブラシを持っている手を止めて、私に話しかける。
「恭吾さんの歯磨き終わるのを待ってるの」
そう答えたら、彼は理由を聞いた。
この切り替えの速さに頭がついていかない。
「え?」
ポカンとする私を置いて、彼はベッドを抜け出し、寝室を出ていく。
「今夜は寝かさないって……嘘でしょう!」
寝室でひとり青ざめる私。
「そんな朝までコースいらない」
求められるのは嬉しいけど、限度というものがある……って、ここで考えてたら、またメイクする時間がなくなっちゃう。
私もベッドを出てバスルームに向かうと、洗面所で恭吾さんが歯磨きをしていた。
シャワーを浴びたいけど、今彼がいる前で服を脱いで裸になるのは恥ずかしい。
恭吾さんの歯磨きが終わるのを待っていたら、鏡越しに彼と目が合った。
「シャワー浴びないの?」
恭吾さんが歯ブラシを持っている手を止めて、私に話しかける。
「恭吾さんの歯磨き終わるのを待ってるの」
そう答えたら、彼は理由を聞いた。