エリート弁護士は独占愛を刻み込む
でも、恭吾さんは弟とは全然違う。
「どうして?ここ俺の家だけど」
彼は私をじっと眺めるばかりで服を着てくれない。
「もうなんでもいいから着てください!」
叫ぶように言うと、彼はハハッと笑いながら床に落ちていた部屋着を着て寝室を出て行った。
バタンとドアが閉まると、ハーッと息をつく。
「あー、滅茶苦茶ビックリした〜」
冷静に考えてみたら、身体にはなにも異変がないし、ただ知らない間に服を脱いだってだけで、雑魚寝していたようなものだ。
それに、下着姿の私を見ても手を出さないってことは、恭吾さんは私には欲情しないってことなんだと思う……っていま何時?
恭吾さんが止めた目覚まし時計に目を向けるが、文字がぼやけてよく見えない。
「あれ?メガネどこ?」
周囲を探したら、ベッド横のサイドテーブルに置いてあった。
メガネをかけて今一度時計を確認すると、午前八時過ぎ。
仕事は九時から。
「どうして?ここ俺の家だけど」
彼は私をじっと眺めるばかりで服を着てくれない。
「もうなんでもいいから着てください!」
叫ぶように言うと、彼はハハッと笑いながら床に落ちていた部屋着を着て寝室を出て行った。
バタンとドアが閉まると、ハーッと息をつく。
「あー、滅茶苦茶ビックリした〜」
冷静に考えてみたら、身体にはなにも異変がないし、ただ知らない間に服を脱いだってだけで、雑魚寝していたようなものだ。
それに、下着姿の私を見ても手を出さないってことは、恭吾さんは私には欲情しないってことなんだと思う……っていま何時?
恭吾さんが止めた目覚まし時計に目を向けるが、文字がぼやけてよく見えない。
「あれ?メガネどこ?」
周囲を探したら、ベッド横のサイドテーブルに置いてあった。
メガネをかけて今一度時計を確認すると、午前八時過ぎ。
仕事は九時から。