歌舞伎町ボーイズ
第31章
31
2019年11月3日午後8時15分。
ユキが二人分のお茶漬けをテーブルに持ってきた。
「たまにはいいね。こういうのも」
「でしょ?一応買ってるのよ。何か食べたい時のために」
「じゃあ、冷めないうちに食べようか?」
「ええ」
互いにお茶漬けに箸を付けた。
湯気が立っていて、温かい。
俺も普段クラープでは、酒か摘まみの料理ばかりで、和食を食べることがあまりない。
もちろん、街に出れば、外食チェーンなど山ほどあった。
金さえ出せば、何でも口に出来る。
別に、食料など有り余っている時代なのだ。
2019年11月3日午後8時15分。
ユキが二人分のお茶漬けをテーブルに持ってきた。
「たまにはいいね。こういうのも」
「でしょ?一応買ってるのよ。何か食べたい時のために」
「じゃあ、冷めないうちに食べようか?」
「ええ」
互いにお茶漬けに箸を付けた。
湯気が立っていて、温かい。
俺も普段クラープでは、酒か摘まみの料理ばかりで、和食を食べることがあまりない。
もちろん、街に出れば、外食チェーンなど山ほどあった。
金さえ出せば、何でも口に出来る。
別に、食料など有り余っている時代なのだ。