歌舞伎町ボーイズ
 どうやら、落ちない類の脂肪分のようだった。


 スマホをテーブルに置き、軽く休憩する。


 日々、いろんなことがあるのだ。


 この街では。


 実際、周囲の状況に付いていくのが、大変だった。


 何せ、何でもありなのだし……。


 酷く、くたびれることがある。


 時には、ぐったりとなっていた。


 もちろん、店にいる時は、そうもいかないのだけれど……。


 難しいのである。


 都心で、水商売に従事するというのは……。
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