歌舞伎町ボーイズ
 結局、人間そうだ。


 浪費のように思える時間も、何かしら意味がある。


 体験から、十分分かっていた。


 午後零時32分。


 ユキが、テーブルに料理を盛った皿などを並べた。


 もうすぐ食事が始まる。


 腹を満たさないと、落ち着かない。


 頻りに考え込んでしまって、だ。
 
< 196 / 273 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop