歌舞伎町ボーイズ
 いつも、一寸前を振り返る。
 

 新宿など、難しい場所だ。


 いろんな思惑が混在している。


 実際、何でもありなのだった。


 午後1時12分。


 食事を取りながら、彼女とコンタクトを取り合う。


 幾分、疲れているようだ。


 俺も食器を手に取り、食べ続ける。


 確かに、感じることはたくさんあった。


 感情など、まるで途切れない。


 それに、いろんな思いがある。


 人間など、所詮、葛藤からは解放されない。


 別にいいと思っているのだった。

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