歌舞伎町ボーイズ
 程々なのである。


 適当に力を抜きながら……。


 地獄というものを、そう意識してないのだ。


 当たり前にあることとして。


 それに、いつもいろんなことがあって、動く。


 特に気にしてない。


 実際、終わらないようなことばかりだ。


 日常の出来事など。


 でも、いいのである。


 人間など、始終そんなものに縛られて、生きている。


 ある意味、退屈しない。


 むしろ、スリルを楽しむ余裕すらある。


 もちろん、そういうことに、終わりはない。
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