歌舞伎町ボーイズ
「ケン」


「何?」


「ユキの働いてる店で、飯食おうよ」


「ああ。ちょっと遅いけどな」


 コウジの言葉に頷き、歌舞伎町のマックへと向かった。


 ずっとスマホを使う。


 アプリなどを入れていた。


 いろいろあっても、慌てない。


 スマホの電話帳には、他人のメールアドレスや電話番号などはあまり入ってないのだ。


 交友関係は狭かった。


 それに最近は、決まった人間とのラインのやり取りが多い。


 店の従業員とはなるだけ仲良くしている。


 基本的に争い事はない。
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