歌舞伎町ボーイズ
 だが、新宿は生存競争が激しい。


 身構えていた。


 いろんなことに対して。


 疲れはある。


 いくら若い盛りでも。


 午後2時1分。


 歌舞伎町のマックに入り、カウンターで食事をオーダーする。


 俺はフィレオフィッシュのセットもの、コウジはハンバーガーのセットを頼んだ。


 椅子に座り、待つ。


 ユキは今の時間帯はいないようだった。


 俺も彼女のスマホに電話などはしている。


 それにラインが多い。


 パケット代は定額だから、電話のように通話料を気にすることはない。
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