指輪の魔法がとけた時
「会社を継ぐ代わりに、結婚相手だけは恋愛で俺の好きな相手と一緒になることは認めてくれてる。
本当の両親から引き離したことをすまなく思っているみたいでね。
愛する人と一緒になれって言われてるんだ。
それから明日葉のことだけど」
一端言葉を切り、私が顔をあげるのをまった。
明日葉さんに目を向けると彼女は柔らかく私に笑いかけた。
「私ね慎とは幼馴染みで生まれたときから私たちは許嫁だったの。
だけど同じ顔だけど私が惹かれたのは慎介でね、慎介もミズホコーポレーションで働いて慎をサポートしていくことを条件に認めてもらったの。
私たちはじめは反対されていて、強引に入籍したから式も挙げてなくってね」
そう言った明日葉さんは鞄から二つのケースを取りだしテーブルに置いた。
本当の両親から引き離したことをすまなく思っているみたいでね。
愛する人と一緒になれって言われてるんだ。
それから明日葉のことだけど」
一端言葉を切り、私が顔をあげるのをまった。
明日葉さんに目を向けると彼女は柔らかく私に笑いかけた。
「私ね慎とは幼馴染みで生まれたときから私たちは許嫁だったの。
だけど同じ顔だけど私が惹かれたのは慎介でね、慎介もミズホコーポレーションで働いて慎をサポートしていくことを条件に認めてもらったの。
私たちはじめは反対されていて、強引に入籍したから式も挙げてなくってね」
そう言った明日葉さんは鞄から二つのケースを取りだしテーブルに置いた。