お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
しっかり受け止めてくれるかと思ったら、暁生先輩の身体がそのままベッドに沈んだ。
「……あれ、暁生先輩倒れちゃった」
「誰のせいだろーね」
わかんなくて、相変わらず頬が緩んで笑ったまま先輩の顔を見てみたら。
「……俺ちょっと我慢の限界。
どーしたらいいですか、杞羽チャン」
「どーしたいですか、せんぱい」
「……杞羽チャンをめちゃくちゃにしたいです」
「えへへ……っ、いーですよ」
頭がふわふわしてる。
なんだろう、なんでも口からポンポン出てきちゃう。
「……いーんですか?」
頬に先輩の大きな手が触れた。
大きくて少し冷たいけど、この手に触れられるのはなんでか嫌じゃない。
「やっぱりダメ……です」
「半殺しですか杞羽チャン」
「だってだって、先輩ちょっと前にわたしの身体になんか欲情しないって言ったもん……っ」