お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
「んじゃ、前みたいにちゃんと俺の部屋に来て」
「へ……っ」
「朝起こしに来て、俺が寝るまでそばにいて」
「っ、」
わがまま、すっごくわがまま。
ようは、今までどおり朝起こすことから始まって、暁生先輩が寝るまでずっとそばにいろってこと……でしょ?
前もなかなかわがまま言ってたけど、今はそれがもっと増してる。
わたしが断れない状況で
きっと、断ってこないことをわかっての、強気なわがままだって思う。
「それやってくれないなら……」
先輩の指先がゆっくり胸元に落ちて、ブラウスのボタンを1つ2つと外していく。
「……このまま杞羽のこと抱いちゃうよ」
本気だよって意味で、
首筋にキスを落として、そのまま噛みついた。
「やっ……、いた……いっ」
ちょっとくらい加減してくれていいのに、全然優しくなかった。