お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
「ほほーう。それじゃ気晴らしに今日はパーっとはじけちゃいますかー」
肩にさげている結構大きめのカバンをソファのそばにドンッと置いた。
「はい、ここのソファに座って〜」
言われるがまま座ると、沙耶のカバンの中から大きくて膨れてるポーチが3つ出てきた。
そして、ポーチの中から出てくるいろんなコスメたち。
テーブルにポンポン並べられていく。
えっ、えっ、これは何事??
「うわっ、いきなり何!?」
沙耶がわたしの前に膝立ちになって、急に前髪をバサッと束でつかまれてピンでガシッと溜められた。
「はいはい、動くとうまくできないから〜。ちょっと目つぶってね」
ギュッと目を閉じると、いきなり顔にブシュッといい匂いの何かがかけられた。
沙耶が慣れた手つきでそれをのばしてる。
「うぅ、これなに……っ」
「メイクする前には肌を潤さないとねー」