お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。



そんなことわざわざ口にしなくてもいいのに……っ。


キリッと睨んでみたら、暁生先輩は余裕そうにフッと笑って。


「……ここで続きしたら怒る?」


「お、怒ります……っ」


「……夜までおあずけ?」


「……です」


夜になっても、この続きはしちゃダメだけど……!


わたしの心臓、最近バクバク動きすぎていつか意識失ってパタッと倒れちゃいそう。



「ふっ……それじゃ、夜になったらたくさん杞羽のこと可愛がってあげる」



今日の夜、ぜったい危険。

< 267 / 350 >

この作品をシェア

pagetop