お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。



「いつも理性死にかけてんのに」


最後に強くギューッとわたしを抱きしめたら、そのまま一緒にベッドに沈んだ。



「……だから、今日はここまでね」


甘い甘い、いつもの先輩の匂い。
温かくて、優しくて、安心できる腕の中。



なんだかんだ、わたしのほうが先輩にめちゃくちゃベタ惚れしてる…みたいなところあったり。



離れないように、いつもより強くギュッて抱きついたまま。



「……今日の杞羽チャンは積極的ですね」


「積極的なの嫌い……ですか?」


「んーん、むしろ大歓迎」



さっきまで先輩のほうが離れるの嫌がってたのに、今じゃわたしのほうが嫌がってるみたいになってる。



「なんか、先輩がいないと眠れなくなっちゃったみたいです…」


「ずいぶん可愛いことばっか言うじゃん。襲っていいってこと?」


「だ、ダメです……先輩のお母さん下で寝てますから…!」

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