お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
「なーにその初々しい感じの反応は〜。毎日イチャイチャしてるくせに〜」
「な、なっ……!!」
「まあ、春瀬先輩は卒業だけど杞羽はまだ学校あるから子供はダメか〜」
「も、もうその話やめて!!」
沙耶ってば、なんでこんな大胆すぎる話を外で堂々とできちゃうの……!?
「なーに言ってんの、どうせ春瀬先輩と口にできないようなことばっかしてるくせに〜」
「し、してないからしてないから!!」
しかもなに、口にできないようなことって…!
「ほほーう。だったら、まだ春瀬先輩は杞羽に手を出してないってこと?」
「うっ……」
「もうすぐ付き合って半年くらいじゃない?」
「ま、まだ半年ってほどじゃない…けど」
「でもさー、毎日一緒の部屋で同じベッドで寝てるわけでしょ?フツーなら変な気起こりそうなのに」
へ、変な気……とは。