お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
さらにもう1件。
【暁生にもメッセージ入れといたんだけど、既読ついてないから、杞羽ちゃんから間違えて飲まないようにって伝えといて〜】
たぶんだけど、先輩のことだから冷蔵庫なんて滅多に開けることないだろうし、間違えることもないだろうから。
とりあえずお風呂に入ってから、寝る前に先輩の部屋に行くことにした。
いろいろとやっていたら時間がかなり過ぎてしまって、夜の10時を回っていた。
今から先輩の部屋に行っても迷惑じゃない…かな。
もう寝ちゃってる可能性もありそう。
いちおう行く前に電話してみようかな。
スマホをタップして電話をかけてみたんだけど。
「出ない……もう寝てる、のかな」
いつまでたっても先輩が出る気配がないので、そのまま切ろうとしたとき。
発信中の画面から、急に繋がった。