お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
真っ先に向かったのは寝室。
扉を開けてみたら、真っ暗な部屋の中でベッドの上でうつ伏せで倒れてる暁生先輩を発見。
「えっ、うそ、先輩大丈夫ですか……!?」
部屋の電気をつけて、いそいで先輩のそばへ駆け寄る。
近づいてみたら、スウスウと寝息が聞こえたのでとりあえず安心。
これは…ただ寝てるだけ?
さっきの電話も寝ぼけて出たとか?
いや、でもよく見たら先輩、学校から帰ってきたままの制服姿だ。
いつもなら帰ってきたらすぐに部屋着に着替えてるのに。
まさか、帰ってきてからずっとこのまま寝てるとか?
とりあえずいったん起こしたほうがよさそうなので、身体を揺すって声をかけてみる。
「先輩?起きてください、ちゃんと着替えないと制服がシワになっちゃいますよ」
すると、寝ている先輩の身体がピクッと動いて反応した。