お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。



「なんか……杞羽のこと無茶苦茶にしたい」


「ひぇっ、ちょっ……せんぱ……っ」



えっ…な、なんですかこの展開。

なんでか気づいたら、身体がベッドに倒されて真上に覆いかぶさってくる暁生先輩。



「……抱いていい?」


「っ……!?」


ちょ、ちょっと待って……!
なんでこんな急展開になってるの。


まだまだキス以上のことなんて先だって思ってたのに、こんな急なことある……!?



「ひっ、せ、先輩……っ、
お願いだからいったん落ち着いて━━━━━」



「……気持ちよくしてあげるから」


ぜったい危険。
耳元でささやくように落ちてきた声は、本気なような気がする。


まってまって、まだそんな心の準備とか何もできてないのに……っ。



「せ、せんぱい、まっ……んんっ」


あっけなく簡単に塞がれる唇。

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