お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
先輩とわたしの日常。
結局、先輩からの押しに負けて流されてしまい、なぜか先輩のお世話をする日が始まってしまった。
学校に鍵を忘れたと言っていたのが1週間前。
その日は結局、カバンをよく探してみたら鍵が見つかり、晩ごはんを食べてから先輩は自分の部屋に戻っていった。
そして、ここ1週間。
なぜかわたしは先輩のお世話をする毎日が続いている。
朝、いつもより自分の支度を早く終わらせ、自分の部屋を出る。
そして春瀬先輩がいる隣の部屋へ。
もらった合鍵で部屋の中に入るのも最初は慣れてなかったけど、今は少し慣れた。
出会って数日の相手に合鍵を簡単に渡すのってどうなの?って思うけど、春瀬先輩はその辺はまったく気にしていないみたい。
杞羽だからいいや、とか言ってたし。
いつも先輩が眠っている寝室の扉をノックもせずに開けると、もう起きなきゃいけない時間なのに起きてる気配なし。