お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。



さっきまでの勢いはどこへやら。

今はスヤスヤ気持ち良さそうに眠ってる。



も、もうなんなの……っ!
さっきまでたくさんドキドキさせられて、この先どうなっちゃうのって考えたのに。



「先輩のバカ……っ!」


ってか、この縛られたやつどうしたらいいの……。


自分じゃほどけないし。


これじゃ、明日先輩が起きてからほどいてもらうしかないってこと?



なんだかよくわかんないまま。


先輩の暴走が収まってよかったと思い、とりあえずその日の夜は眠りにつくことに。




そして翌朝。


目覚めてみたら。



「……どーしたの、そのネクタイ」


「え?」


「杞羽チャンはそーゆープレイがお好みなの?」


「なっ、なっ!!違いますから!!ってか、これやったの先輩じゃないですかぁ……!」



手首をブンブン振り回して早くほどいてアピール。

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