My Happiness
三章

◇一葉side◇


私の大切な親友、慧莉。

とっても、とっても、大切なの………。


慧莉は私に心を開いてくれる。


私は慧莉しか頼る人がいない。


慧莉も私しか頼る人がいない。

だから二人で支えあえば良い。

そう思ってた。


でも、慧莉には私以外に慧莉を思う人がいた。

その人は私の知らない慧莉を知っている。

ねぇ、慧莉。

私を一人にしないで。

その人のところに行かないで。

一人は嫌だよ。

孤独は………嫌い…………。
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