Dangerous boy
「そうだ、心。」
「なあに?」
今日のスケージュールを、確認しようとした時だ。
「尚太と、何かあったの?」
私の手が、ふいに止まった。
「別に。何もないけど?」
環奈には、尚太君と付き合っている事、まだ内緒にしておこう。
「うん。さっき、部長に尚太の事、聞かれてさ。」
「部長に?」
私は環奈の顔を見た後、部長をちらっと見た。
部下と話している部長は、特に変わった様子はない。
「えっ、でもどうして部長は、環奈に尚太君の事、聞くの?」
そこも気になる。
「ああ、実を言うとさ。」
環奈は、私の近くに来た。
「一時期、尚太の事、部長に相談していた時があってさ。」
「部長に!?」
よりによって、部長に相談するなんて。
あんな事があった環奈だから、絶対尚太君の悪い部分しか、部長に言ってないよ。
「まあ、それで部長と仲良くなったんだけどね。」
「なあに?」
今日のスケージュールを、確認しようとした時だ。
「尚太と、何かあったの?」
私の手が、ふいに止まった。
「別に。何もないけど?」
環奈には、尚太君と付き合っている事、まだ内緒にしておこう。
「うん。さっき、部長に尚太の事、聞かれてさ。」
「部長に?」
私は環奈の顔を見た後、部長をちらっと見た。
部下と話している部長は、特に変わった様子はない。
「えっ、でもどうして部長は、環奈に尚太君の事、聞くの?」
そこも気になる。
「ああ、実を言うとさ。」
環奈は、私の近くに来た。
「一時期、尚太の事、部長に相談していた時があってさ。」
「部長に!?」
よりによって、部長に相談するなんて。
あんな事があった環奈だから、絶対尚太君の悪い部分しか、部長に言ってないよ。
「まあ、それで部長と仲良くなったんだけどね。」