浮気男のシンデレラ

彼女選びのジャンケン ポン✊✌✋

「あ‼ 私ちょっと、」
流し目を俺に向けながらピーマン
がナヨナヨと席をたっウフン︎💕︎💕
ウエーエェ━━━━

ピーマンが一番先に臀をプリプリ
振りながら席を立って行った。

これを合図に

「私も、私も、」

熟女ねーさん達はほぼ全員が席を
立った。どうやらボスはピーマン
らしい。

「俺達も決めようぜ。」

直大が手招きして頭を寄せスクラム
をくむ。

一人一人気になる彼女の名前を確認
する。俺も一応頭をつつ込んで

「俺は、《パスな‼》」

スポーンと、素早くスクラムから
ぬける。
ああだこうだと、押し問答が続く


「皆んな美人だよな〜
決めれねー。」


〃いやいや、お前らばかか!
どんだけガッツイつたんだ‼
ベジタリアンかよ。?〃

「よーしよし、ジャンケンで1組づつ
消してくぞー」
直人が叫ぶ
おーおーおー

「あ、俺いいから、本当いいから。」

そういいながらコイツらとは別、別
彼女は不審な顔で俺たちを見ている。

俺はずーっと離れてサラダをパクつく。


《《《ジャンケーン》》》ポン
ウワオ
(_`Д´)_クッソォォォォォ!!
《《ジャンケンポンポン》》
おー‼'💪ヨッシャ!


《ジャンケンポンポンポンポン》
オワッ
三(((((´⊙_⊙`;)エッマジカヨ・・・

《《《ジャンケーンポンポンポンポン
ポン》》》
オーギエッ、ウワツ‼
\🙌/やったー

威勢のいいジャンケンポンポンポン
が、カフェに響く。
一般客も誰と誰がカップルか、興味津
々で、見守っている。
他のお客に、注目されている。

「俺関係ないですから。」
サラダを抱えてスクラムから遠ざかる。


ほぼカップルが揃った所に
デザート到着。

無事パートナーが決まった彼女達も
ニコニコ楽しそう。
デザートも決まり、熱いコーヒも添
えてある。

「コーヒ、紅茶どちらにされ
ますか?」

柔らかい微笑みにしばし見とれながら


「あ、あ 《《《珈琲2つ‼》》》」
オマエダレヤネンΣ(゚Д゚

意中の彼女との会話に突如割り込む
女の声、俺はギョッとして隣をみる。


《《ぴ、ぴーまん?なんでピーマン?
お前がおる? 》》

隣には化粧直ししたピ、ピーマン
化粧濃ゆ‼

ピーマンは自分の男扱いで
異常にベッタリしてくる。

かぼちゃとキュウリがチッと舌打ちした。


(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…
おれは、ピーマンに決まった?
ピーマンが残り物なのか?


おっ、オバチャンじゃね?
ってか・・・俺も残りもの!?

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