浮気男のシンデレラ
「💢💢おい💢お前何考えている。
友達 裏切るのか‼お前が来るのと
来ないのは、全然評判が
変わって来るんだぞ💢」
「すまん。」
副社長の電話を大仏恋子は、
聞いてしまった、いや、余りの怒号が聞こえて来たから・・・
「どうしたんです?
大きな怒鳴り声」
「ああ、部長すまない。」
「トラブルなら、大きくなる前に
押さえないと。何なんです?」
慶一道は事の成り行きを恋子に話
した。
「私が説得します。
合わせて下さい。」
「いやまだ、付き合ってる分けじゃ
ない んだ。
俺が好き好き言っているだけで
まだ付き合うって言われた分け
じゃないんだよ。」
「まあ、そうなんですか?」
「気が強いっていうか、パンチある
っていうか、鼻っ柱が強くて
《めんどくさい、
もう付き合わない!》
って言われかねない。
恥ずかしい話、まだ御試し期間
なんだよ。」
「まあまあ、かなり面倒くさそう。
親の顔が見たいですね!かなり
大事に育てられたみたいですね。」
「うん、でも料理上手で、思いやり
があって、可愛らしいんだ。」
「その子とは、どこまで?」
「⊙_⊙えっ‼何が?」
「おと・・・なの関係?」
部長は意味深な様子で聞いてきた。
「えぇぇ;'.・ ゲホゴホナイナイ‼」
「そうですか、話しを聞いて安心
しました。真面目な、お嬢さんの
ようですね。」
少しホッとした様子で部長は席に
戻って行った。
「あら蒼太先生、武蔵野先生に
御用ですか?」
「いや、秘書の大仏さんは?」
「今先生と患者さんの所ですケド?
大事な用ですう・・・か?
՞ٹ՞ニヤニヤ」
「そう。じゃぁ社食で待つてるから
って 伝えて置いてね。」
「は・・・いいーマジカヨ」
昼休み診察室に帰った陽和は、
財布を握ってコンビニに行こうと
したら看護師の平山さんが
「あ‼大仏さん、蒼太先生が社食で
待つてるって、
なん♪の♬用かな?♩」
 ̄∀ ̄ニャニャ
あ、あれ?この展開は?
「あー誤解してます?
多分武蔵野父先生から渡しといてと
言われたものですよ。
残念ながら、ご想像の様な事は
ぜ━━━━ったいありません。」
スピーカーの平山さん、悪い人では
無いがお喋りが凄い。
キチンと訂正しておかないと後々
大変な事になる。
「な━━━━んだ‼
つまんないの‼」
そう言って彼女は診察室を出て
行った。口からでまかせなんだけど
だいたい、武蔵野蒼太の用事は
分かっている。
同窓会の事に違いない。
社食はフードコートを、抜けたドア
を開けると、日当たりの良い明るい
フロアにある。
ピカピカに磨かれた床に広いテーブルが幾つも並んでいる。
少しでもリラックス出来るように
吹き抜けもあり絵画も飾られている。
テーブルの真ん中に座る蒼太を
発見した。蒼太も陽和に気づいて
右手を挙げて、合図した。
並べてある社食のメニューから
オムライスをチョイス。
熱々の卵で巻いたオムライスが
ホワホワの湯気を出しながら
出てきた。
卵スープを付けて450円
蒼太の待つテーブルへと進む。
「遅くなりました。
先生御用と聞きましたけど。」
「まあ、慌てないで食事をしたら?」
陽和はオムライスを食べ始めた。
その仕草を見ながら、成程慶一道が
ベッタリなのも分かる気がした。
もったりとした唇
頬はまあるく愛らしい。
睫毛が長くその間から見える瞳は
ベリーA🍇の様な真っ黒で綺麗だ。
けして濃くないナチュラルメイク
俺達の遊ぶ女には居ないタイプ。
蒼太もしばらくみとれていた。
オムライスも半分迄食べた頃
陽和が聞いてきた。
「先生、お話って?」
「慶一道の事だけど君と付き合い
出して変わったよ。
俺達とは距離置くし、イベントに
も顔出さなくなったし、
アイツが来るのと来ないのは
お金の動きが違うんだよ
商売してる奴なんか特にね。
少し目を瞑ってくれないか?」
「え‼、浮気に繋がるのに、目を
瞑るんですか?無理‼」
陽和は、食べていたスプーンを置い
て蒼太の目を見て言った。
「は?浮気?・・・
俺達のは遊び‼君が気にしなくても
遊んだって慶一道は君の所に
帰るんだから、心配要らないだろ‼」
「無理他の人と遊んだ時点で
嫌です。無理無理無理」
「君知らないんだね!
今度の春の新作のモデル誰か知って
る?」
「仕事の事は何も話さ無いから
知りません。」
≖ᴗ≖ニヤッ
「リ.ジオンだよ。
慶一道が、 ずーっとラブコール
しててさ、中々OKもらえ無いから
シンガポールの事務所迄慶一道が
直談判しに行ったんだよ。
直ぐ OKが出てサー、なんでと思う?
՞ټ՞ニヤリニヤリ」
「エッ‼ 慶一道が説得したからでし
ょ。」
「まあ、そうだね。
でもな‼慶一道嬉しそうだったよ。
ジオンと1週間ずーっと一緒だった
らしいよ。2日の予定だったのにさ。
意味わかる?
寝たんだよ。惚気け話聞かされてさ
参ったワ。」
「・・・(꒪꒫꒪ )ポカーン」
陽和はスプーンを床に落として
しまった。
「12月、ジオンが来日する。
友樹のホテルで、オープンニング
セレモ ニーに参加する。
オーキッドのプレゼンもある。
オーキッドの宣伝効果も上がるし
アーパニーHOTELの評判も上がる。
しかも来客は世界のお偉いさんだ
上手く行けば何億のお金が動く
アーパニーホテルは一流ホテル
の仲間入りをはたす。
君がそれを邪魔する事になるん
だよ、分かっている。
みんな社員を抱えている
家庭もある。ボーナス昇給にも、
繋がる んだ 分かる?」
蒼太は言いたい事を言った様子で
「あ‼ そうそう、ジオンと慶一道
オープン前の日から泊まり込む
らしいよ。慶一道がスイート予約
したらしいんだよね。
勿論一部屋だけどね。
これで約束されたもんだよ。
慶一道も君の隙を狙って
けなげなもんだ。
悪い事は言わないよ。
君にはもっと誠実で真面目な男を
お勧めするよ。
仕事はキチンとやってね。
私情は挟まないでよ。」
そう言うと蒼太は外科病棟へと
帰って行った。
仕事が終わり穂花に連絡し穂花の
マンションへと向かう。
マンションに帰ると穂花の住まい
のあるマンション迄
バスで向かう。
頭の中には昼間の蒼太の言葉が
リフレイン。
インターホンを押すとエプロン姿の
穂花が現れる。
穂花は本当にエプロン姿がさまに
なっている。
テーブルには沢山の家庭料理が
ならんでいて、お昼途中で食べるの
を止めたから、お腹が空いていた事
を思い出した。
穂花は刺身を食べながら
「ふ〜ん、成程
アイツの言いそうな事ね。」
ゴクゴクゴク🍺
「でもサー彼の言った事は正論かも
よ。」
( Ꙭ)エッ
「だってぇサー今陽和
苦労してんじゃん。」
(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…
まじだー
「よく考えたらしなくていい
苦労じゃん。」
穂花はポンと的を突いてきた。
「成程」
しなくていい苦労なのか?
そう思うと気持ちが軽くなった。
穂花と、飲めないビールを、三本
飲んだせいか、急に気持ちが、
大きくなり、慶一道に電話した。
「ウオリャャャ、浮気野郎の慶一道
さ━━━━━━━━━ん、
CM愛しのジオンらしいねー
良かったねー」
「どした?飲んでんのか?」
「うーん。穂花と飲んでるよー
どーそーかーい、行ってけばー」
「大丈夫だ、心配するな‼
陽和の嫌がる事はしないから
それより大丈夫か?」
「うん。穂花のマンションだし
もうこのままね〜る。
おやっすみん、なさーい。」
ケタケタ笑いながら陽和は電話を切った。
「ぷっフ、ウップ
お試しなんだから知るかー」
バタッ
穂花は陽和より先にダウン
陽和もクッションを抱えて眠ってしまった。
穂花も陽和も男には苦労するのは
なぜなんだろう。
友達 裏切るのか‼お前が来るのと
来ないのは、全然評判が
変わって来るんだぞ💢」
「すまん。」
副社長の電話を大仏恋子は、
聞いてしまった、いや、余りの怒号が聞こえて来たから・・・
「どうしたんです?
大きな怒鳴り声」
「ああ、部長すまない。」
「トラブルなら、大きくなる前に
押さえないと。何なんです?」
慶一道は事の成り行きを恋子に話
した。
「私が説得します。
合わせて下さい。」
「いやまだ、付き合ってる分けじゃ
ない んだ。
俺が好き好き言っているだけで
まだ付き合うって言われた分け
じゃないんだよ。」
「まあ、そうなんですか?」
「気が強いっていうか、パンチある
っていうか、鼻っ柱が強くて
《めんどくさい、
もう付き合わない!》
って言われかねない。
恥ずかしい話、まだ御試し期間
なんだよ。」
「まあまあ、かなり面倒くさそう。
親の顔が見たいですね!かなり
大事に育てられたみたいですね。」
「うん、でも料理上手で、思いやり
があって、可愛らしいんだ。」
「その子とは、どこまで?」
「⊙_⊙えっ‼何が?」
「おと・・・なの関係?」
部長は意味深な様子で聞いてきた。
「えぇぇ;'.・ ゲホゴホナイナイ‼」
「そうですか、話しを聞いて安心
しました。真面目な、お嬢さんの
ようですね。」
少しホッとした様子で部長は席に
戻って行った。
「あら蒼太先生、武蔵野先生に
御用ですか?」
「いや、秘書の大仏さんは?」
「今先生と患者さんの所ですケド?
大事な用ですう・・・か?
՞ٹ՞ニヤニヤ」
「そう。じゃぁ社食で待つてるから
って 伝えて置いてね。」
「は・・・いいーマジカヨ」
昼休み診察室に帰った陽和は、
財布を握ってコンビニに行こうと
したら看護師の平山さんが
「あ‼大仏さん、蒼太先生が社食で
待つてるって、
なん♪の♬用かな?♩」
 ̄∀ ̄ニャニャ
あ、あれ?この展開は?
「あー誤解してます?
多分武蔵野父先生から渡しといてと
言われたものですよ。
残念ながら、ご想像の様な事は
ぜ━━━━ったいありません。」
スピーカーの平山さん、悪い人では
無いがお喋りが凄い。
キチンと訂正しておかないと後々
大変な事になる。
「な━━━━んだ‼
つまんないの‼」
そう言って彼女は診察室を出て
行った。口からでまかせなんだけど
だいたい、武蔵野蒼太の用事は
分かっている。
同窓会の事に違いない。
社食はフードコートを、抜けたドア
を開けると、日当たりの良い明るい
フロアにある。
ピカピカに磨かれた床に広いテーブルが幾つも並んでいる。
少しでもリラックス出来るように
吹き抜けもあり絵画も飾られている。
テーブルの真ん中に座る蒼太を
発見した。蒼太も陽和に気づいて
右手を挙げて、合図した。
並べてある社食のメニューから
オムライスをチョイス。
熱々の卵で巻いたオムライスが
ホワホワの湯気を出しながら
出てきた。
卵スープを付けて450円
蒼太の待つテーブルへと進む。
「遅くなりました。
先生御用と聞きましたけど。」
「まあ、慌てないで食事をしたら?」
陽和はオムライスを食べ始めた。
その仕草を見ながら、成程慶一道が
ベッタリなのも分かる気がした。
もったりとした唇
頬はまあるく愛らしい。
睫毛が長くその間から見える瞳は
ベリーA🍇の様な真っ黒で綺麗だ。
けして濃くないナチュラルメイク
俺達の遊ぶ女には居ないタイプ。
蒼太もしばらくみとれていた。
オムライスも半分迄食べた頃
陽和が聞いてきた。
「先生、お話って?」
「慶一道の事だけど君と付き合い
出して変わったよ。
俺達とは距離置くし、イベントに
も顔出さなくなったし、
アイツが来るのと来ないのは
お金の動きが違うんだよ
商売してる奴なんか特にね。
少し目を瞑ってくれないか?」
「え‼、浮気に繋がるのに、目を
瞑るんですか?無理‼」
陽和は、食べていたスプーンを置い
て蒼太の目を見て言った。
「は?浮気?・・・
俺達のは遊び‼君が気にしなくても
遊んだって慶一道は君の所に
帰るんだから、心配要らないだろ‼」
「無理他の人と遊んだ時点で
嫌です。無理無理無理」
「君知らないんだね!
今度の春の新作のモデル誰か知って
る?」
「仕事の事は何も話さ無いから
知りません。」
≖ᴗ≖ニヤッ
「リ.ジオンだよ。
慶一道が、 ずーっとラブコール
しててさ、中々OKもらえ無いから
シンガポールの事務所迄慶一道が
直談判しに行ったんだよ。
直ぐ OKが出てサー、なんでと思う?
՞ټ՞ニヤリニヤリ」
「エッ‼ 慶一道が説得したからでし
ょ。」
「まあ、そうだね。
でもな‼慶一道嬉しそうだったよ。
ジオンと1週間ずーっと一緒だった
らしいよ。2日の予定だったのにさ。
意味わかる?
寝たんだよ。惚気け話聞かされてさ
参ったワ。」
「・・・(꒪꒫꒪ )ポカーン」
陽和はスプーンを床に落として
しまった。
「12月、ジオンが来日する。
友樹のホテルで、オープンニング
セレモ ニーに参加する。
オーキッドのプレゼンもある。
オーキッドの宣伝効果も上がるし
アーパニーHOTELの評判も上がる。
しかも来客は世界のお偉いさんだ
上手く行けば何億のお金が動く
アーパニーホテルは一流ホテル
の仲間入りをはたす。
君がそれを邪魔する事になるん
だよ、分かっている。
みんな社員を抱えている
家庭もある。ボーナス昇給にも、
繋がる んだ 分かる?」
蒼太は言いたい事を言った様子で
「あ‼ そうそう、ジオンと慶一道
オープン前の日から泊まり込む
らしいよ。慶一道がスイート予約
したらしいんだよね。
勿論一部屋だけどね。
これで約束されたもんだよ。
慶一道も君の隙を狙って
けなげなもんだ。
悪い事は言わないよ。
君にはもっと誠実で真面目な男を
お勧めするよ。
仕事はキチンとやってね。
私情は挟まないでよ。」
そう言うと蒼太は外科病棟へと
帰って行った。
仕事が終わり穂花に連絡し穂花の
マンションへと向かう。
マンションに帰ると穂花の住まい
のあるマンション迄
バスで向かう。
頭の中には昼間の蒼太の言葉が
リフレイン。
インターホンを押すとエプロン姿の
穂花が現れる。
穂花は本当にエプロン姿がさまに
なっている。
テーブルには沢山の家庭料理が
ならんでいて、お昼途中で食べるの
を止めたから、お腹が空いていた事
を思い出した。
穂花は刺身を食べながら
「ふ〜ん、成程
アイツの言いそうな事ね。」
ゴクゴクゴク🍺
「でもサー彼の言った事は正論かも
よ。」
( Ꙭ)エッ
「だってぇサー今陽和
苦労してんじゃん。」
(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…
まじだー
「よく考えたらしなくていい
苦労じゃん。」
穂花はポンと的を突いてきた。
「成程」
しなくていい苦労なのか?
そう思うと気持ちが軽くなった。
穂花と、飲めないビールを、三本
飲んだせいか、急に気持ちが、
大きくなり、慶一道に電話した。
「ウオリャャャ、浮気野郎の慶一道
さ━━━━━━━━━ん、
CM愛しのジオンらしいねー
良かったねー」
「どした?飲んでんのか?」
「うーん。穂花と飲んでるよー
どーそーかーい、行ってけばー」
「大丈夫だ、心配するな‼
陽和の嫌がる事はしないから
それより大丈夫か?」
「うん。穂花のマンションだし
もうこのままね〜る。
おやっすみん、なさーい。」
ケタケタ笑いながら陽和は電話を切った。
「ぷっフ、ウップ
お試しなんだから知るかー」
バタッ
穂花は陽和より先にダウン
陽和もクッションを抱えて眠ってしまった。
穂花も陽和も男には苦労するのは
なぜなんだろう。